独軍パイロット  

・プライザーフィギュア改造(1/72)

 スケールアヴィエーション Vol.64(2008年11月号)に掲載された記事のおまけ画像です。
 ここでは未掲載分を中心に、大きな画像で紹介します。

● 機体の製作
使用したキットはファインモールドのBf109 G−6
飛行機を作ったのは30年ぶりくらいなので、すっかり作り方も忘れてしまいました。

まず前脚を仮組みし、3つのタイヤで地面に接地させた状態で、地面と垂直な位置でカットする部分を決めます。

で、ナイフで丁寧にカット
尾輪だけで地面に固定するため、タイヤの先に真鍮線を刺すだけでなく、機体の中から尾輪を貫通させ、0.8o径の真鍮線てガッチリと固定
「ラッカー筆塗り→エナメルで墨入れ→ハゲチョロ→パステルで汚し」と、いつものAFVの手法で塗装

機体上面は銀でパネルに沿って塗装の剥げを描き、下面は滑走中の小石の跳ねによる塗装を剥げを再現するため、尾輪付近を中心にタイヤブラックでハゲチョロを描きました。
あ、撃墜マークは余った国籍マークの黒い部分を短冊にカットして45枚貼りました。

で、バルサ材の細切りを尾輪にとおしてからベースに固定

   
● フィギュアの製作
手首は機体に合わせてフィッティング作業をしやすいよう、後付けにしました。

いつものように、塗装の最後にフラットベースを筆塗りしてつやを消しました。

目元が笑っているヘッドを選び、頬にパテを盛って笑い顔に

上着はベルトから下にスソをつけて、戦車兵用の上衣を無理矢理革ジャンに

食玩の犬を手元に置きながらパテの手捻りで製作

この大きさだとナイフで刻みを入れて再現した毛並みも確認できます。

強度の関係で足を細くできなかったのが残念でした。

   
● 今回の「キモ」  
顔の改造は
@ 目元が笑っているっぽいヘッドをチョイス
A ナイフで口を左右に広げる
B 頬にエポパテを盛る
C ラッカー溶剤をつけた筆で撫でながら余計なパテをこすり取る(美顔のシワとりの要領ですね)
D 髪の毛、耳を造作
…って感じで。
チャネルスーツのスソは、パテが硬化する前にナイフでカット

髪の毛も硬化前にナイフでながれをモールド

カメラはネットで拾った1930年代のドイツ製カメラを参考にプラ板でデッチアップ。

カメラにフィットする手のパーツがなかったので、カメラにパテを盛りつけて手を作りました。
ちょっと大きくなりましたが、雰囲気は出たと思います。

   
● 完成写真
       
       
       

 

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