まずは自己紹介なんぞを(2023年追記)

●「出戻り」という言葉があった

私も60年代生まれなもんですから、モチロン子供のころは戦車、車、飛行機、ロボットと大抵のものは作りました。
特に「ロボダッチ」は大好きでしたね。

ガンダム(もちろん最初の300円のヤツです。)を作った頃で模型からは遠のいていましたが、それから20年ほど経った2000年、子供のお砂場セットのバケツや熊手に貼るカッティングシートを買いに立ち寄った文房具店が模型も置いていたため、ひやかしに行ったのが運のツキでした。

知らないうちにミニスケールの新製品が沢山出ており、特にロシア語の書かれた黒いパッケのインジェクションキットのJSU−152(PSTですね。)を見た時は、,昔フェ○リー企画のレジン製キットを買ったものの自分の技術が追いつかず挫折したことを思い出しトラウマ的衝動買いをしたのが出戻りのきっかけです。

2023年現在、出戻ってから約20年が経過しました。
この20年間で静岡ホビーショーに参加したり、模型雑誌で作例を担当したりと、すでに「出戻り」という括りではないですよね。


●縛りを設けて作る〜WW2、欧州戦線

出戻ってからは時間を有効に使うため、ジャンルを限定して資本の集中投下を行うことにしました。

そこで、完成品の置き場所にも困らないミニスケールで、昔から馴染みがあってある程度知識もあるWW2、欧州戦線に絞って模型を楽しむことにしました。


●技術は80年代のままで〜筆塗りオンリー

いざ作ってみようと思ったもののほとんど浦島太郎状態で、雑誌を見ながら現在のテクニックを勉強しました。
以前は持っていなかったニッパーを買ったりするぐらいゼロからのスタートだったので、塗料はとりあえず手に覚えのあるラッカー塗料を使うことにしました。
で、頭の中にあるイメージは松本州平さんとF・バーリンデンの両氏な訳ですから、当然ドライブラシ全盛の技術で突き進むことになります。
今からエアブラシが使いこなせるようになるような経験を積む時間もないので、昔のまま、筆塗りオンリーでいくことにしました。

「エアブラシを持っていない」と言うと、驚く人が多いです。
でも、昔はみんな筆塗りだったでしょ?
ビンから直接塗ったりすると、塗料も減らずに効率的なんですよ。


●ジオラマ?ディオラマ?ダイオラマ?

いや、ダライラマでもバナナラマでも何でもいいんですが、単品ではなく情景模型として作ることを自分の中でのルールにしました。

これは …
@細かいパーツの再現をしたときに、うっかり触れるとパーツがポロポロとれるので、台に固定して直接車体に触れなくする必要がある。
Aプライザーなどのフィギュアを配置して、車体の大きさを表現する「モノサ シ」として人物を配置したい。
…ということで、車体の年式などからおおまかな年月・場所を決めて製作しています。
ただ、師団名や連隊名を暗記しているほどの考証マニアではありませんので、車体の色調やマークなどは「こういう状況もあり得たかもね。」という程度の範囲で設定しています。

ベースを切り詰めることで、情景の密度感を高めるようにしています。
なので、ベース自体はCDケースくらいの大きさになるように、毎回配置をよく考えるようにしています。

 

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